社会人になって以来、年収の一定の割合を寄付するとルールを決めています。

去年の4月に社会人になって初めて年末を迎え、2023年のすべての収入が計算できたので、以下の通り寄付を行いました。

寄付実績

2023年の年収について、その0.5%を次の3つの団体に分けて寄付しました。

1. 糺の森財団

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世界遺産「糺の森」の記念物や森に生息する動植物、森の環境や景観、そして神社の建築物や美術工芸品、古文書など貴重な文化財の保存をめざしています。

下鴨神社として知られる、京都の賀茂御祖神社の境内にある森林、糺の森(ただすのもり)と神社を含めた文化の保全を目指す団体です。

高校生の時に訪れて以来、賀茂御祖神社は京都の神社の中でも特に好きな神社です。糺の森を歩くとき、神社の中にある落ち着いた美しい森の道として、歴史と自然が融合してきた文化を感じます。

2000年近い歴史を持つこの土地と文化を途絶えさせないよう、わずかでも支援をしたいと思いました。

ちなみにこの糺の森では、日本国歌『君が代』にも登場する「さざれ石の巌」になる様子を実物で見ることができます。

10代の時にこの場所で初めてさざれ石を見たときの感動は今でも覚えています。思い出深いとても素晴らしい場所です。

公式HP:https://tadasunomori.or.jp/

2. あしなが育英会

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病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が働けない家庭の子どもたちを奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。

日本のチャリティ団体の中でも有名な部類に入るあしなが育英会は、上の引用分のように困難な状況に置かれた子どもたちを支援する団体です。

寄付しておいて言うのもなんですが、自分は困ってる人を積極的に助けたいというような強く温かいチャリティマインドを持っているとは必ずしも思いません。それに子どもは正直あまり好きではありません。

そんな自分でも、この団体が支援するような子どもたちへの支援には少し思い入れがありました。

自分も大学在学中に母を失い、それがどれほど大変なことか、自分自身の苦しい経験から知っています。だからこそ、同じように大変な境遇にいる子どもたちにいくらかでも支援ができればと思いました。